意味
Stock optionsは「この価格で買える権利」です。たとえば行使価格2,400円のオプションを持っていて、株価が4,000円になれば、1株あたり1,600円の利益が出ます。株価が2,400円を下回ったまま(underwater)なら、権利を使う意味はありません。
RSUが「株そのものをもらう」のに対して、オプションは「株を安く買う権利をもらう」ものです。上振れは大きい一方、価値がゼロになる可能性もあります。上場企業ではRSUが主流になりつつあり、オプションはスタートアップや成長企業でよく使われます。
面接・オファーでこう使われる
- 株数と行使価格の両方を聞く。 「オプション1万株」だけでは価値が分かりません。
- 権利確定と行使期限を確認する。 4年間で確定し、最初の1年はcliffという設計が多く見られます。退職後、一定期間内に行使しないと失効するのが一般的で、米国企業では90日とする例が多いです。
- 未上場企業の場合は、売れる時期を聞く。 上場や買収がなければ、行使しても現金化できないことがあります。
日本での扱い
日本企業が発行するオプションには、一定の要件を満たすと行使時には課税されず、売却時にまとめて課税される「税制適格」のものがあります。
一方、外国親会社から付与されたオプションは、一般的にこの税制適格の対象外です。行使したときの株価と行使価格の差額は、給与所得として課税されます。最高裁は2005年に、外国親会社のオプションの行使益は給与所得にあたると判断しています。給与と合算されるため、税率が高くなることがあります。
例文
The options have a strike price of 2,400 yen and vest over four years with a one-year cliff.
オプションの行使価格は2,400円で、4年かけて権利が確定し、最初の1年はクリフ期間です。
注意点
行使するには、購入代金と行使時の税金を先に用意する必要があります。未上場企業で現金化できないまま税金だけが発生すると、大きな負担になります。行使の前に、資金計画と税務を確認してください。