意味
外資系企業の人事や財務は、多くの場合、三つの役割に分かれています。事業部門に付くbusiness partner、専門分野を担うcenter of excellence(CoE)、給与計算や手続きを集中して処理するshared servicesです。
business partnerは、営業部門や製造部門などの責任者の「相談相手」として、人や数字の面から事業の判断を支えます。HRBPなら組織設計、人員計画、評価や後継者育成、Finance BPなら予算、業績分析、投資判断の支援などが中心です。
面接ではこう使われる
- 「How do you partner with the business?」 事業部門の責任者とどう関係を作り、どんな提案をしてきたか。手続きを正確にこなした話より、事業の数字や戦略を理解したうえで人や予算の打ち手を提案した話が評価されます。
- 「Give me an example where you pushed back on a business leader.」 事業側の要求に対して、専門家として反対した経験。言われたことをするだけの人ではないことを示す質問です。
- 報告ラインの確認。 HRBPは通常、事業部門の責任者にdotted line、人事の責任者にsolid lineで報告します。逆の場合もあるので確認しましょう。
日系企業との違い
日系企業の人事や経理は、本社の部署として全社を担当する形が一般的で、特定の事業部に専任で付く役割はそれほど多くありません。そのため、日系企業出身の候補者は、HRBPの職務経験をどう説明するかで迷いがちです。
実際には、日系企業でも事業部人事や事業部経理として近い仕事をしてきた人は多くいます。肩書きではなく、事業責任者と一緒に何を決めたかで経験を語れば十分に通用します。
例文
As the HRBP for the sales division, I worked with the VP of Sales on a reorganization that cut two management layers.
営業部門のHRBPとして、営業本部長と組んで管理職の階層を2つ減らす組織改編を進めました。
注意点
HRBPやFinance BPは、事業側と専門部門側の両方から評価されます。どちらか一方の味方にしか見えない人は信頼されにくいので、面接でもバランスを意識して語ってください。