意味
stakeholderは、もともと「利害関係者」という意味です。社内の文脈では、上司、他部署の責任者、地域本社、本国の機能責任者、顧客、労働組合など、自分の仕事に関係するあらゆる人を含みます。
stakeholder managementは、誰が何に関心を持ち、誰が決定権を持っているかを把握し、それぞれに合った形で情報を伝え、合意を作っていくことです。
面接ではこう使われる
外資系の日本法人では、日本の経営陣と地域・本国の両方を相手にする役割が多く、この力は面接で頻繁に確認されます。
- 「Who were your key stakeholders, and how did you manage them?」 関係者を名前ではなく役割で挙げ、それぞれの関心がどう違ったかを説明します。
- 「Tell me about a time a senior stakeholder disagreed with you.」 反対された場面で、データを示した、事前に個別に話した、譲れる点と譲れない点を分けた、など具体的な行動を話しましょう。
- 面接官自体がstakeholderであることも。 日本の経営陣と地域本社の面接官は、同じ候補者を違う基準で見ています。地域側は職務の能力と範囲を、日本側は社内で信頼を得て人を動かせるかを重視しがちです。両方に向けた話を用意しておくと強みになります。
日系企業との違い
日系企業で根回しと呼ばれてきた動き方は、実はstakeholder managementそのものです。事前に関係者の意見を聞き、懸念をつぶしてから会議にかける進め方は、外資系でも高く評価されます。
違いは、相手が日本の外にもいて、時差や言語、文化の違いを越えて同じことをする必要がある点です。日本で当たり前の暗黙の了解は通じないため、合意した内容を文章で残す習慣が求められます。
例文
My key stakeholders were the Japan President, the APAC finance lead and the labor union, and each needed a different version of the story.
主な関係者は日本法人の社長、APACの財務責任者、そして労働組合で、それぞれに違う角度から説明する必要がありました。
注意点
「根回しが得意です」と英語で言っても伝わりにくいので、stakeholder managementの言葉に置き換え、具体的な人数と結果で語ってください。