意味
PTOは、休んでも給与が減らない日数のことです。米国企業では、年次休暇、病気休暇、私用の休暇をまとめて「年20日のPTO」のように示すことがよくあります。日数に上限を設けない「unlimited PTO」を掲げる会社もあります。
面接・オファーでこう使われる
- 何日、いつから使えるかを確認する。 入社日から使えるのか、一定期間後からなのか。
- 何が含まれているかを確認する。 年次有給休暇だけなのか、病気休暇や夏季休暇が別にあるのか。
- 繰り越しのルールを確認する。 使い切れなかった日数が翌年に持ち越せるかは、会社独自の休暇では特に違いが出ます。
日本での扱い
日本の労働基準法では、入社から6か月間継続して勤務し、出勤率が8割以上であれば、10日の年次有給休暇が与えられます。その後は勤続年数に応じて増え、6年6か月で20日になります。2019年4月からは、年10日以上の年次有給休暇がある人に、会社が年5日以上を確実に取得させることが義務づけられました。使わなかった年次有給休暇は、法律上は2年で消滅します。
中途入社の場合、法律どおりなら最初の6か月は年次有給休暇がありません。外資系では、入社日から一定日数を前倒しで付与する会社が多く、オファーの差が出やすい部分です。また、病気休暇は法律上の義務ではないため、会社の制度次第です。
「unlimited PTO」を掲げる会社でも、日本で働く以上、法定の年次有給休暇の権利はなくなりません。
例文
We offer 20 days of PTO from day one, plus five days of sick leave and the Japanese public holidays.
入社日から20日の有給休暇に加え、5日の病気休暇と日本の祝日が休みになります。
注意点
退職時には、残った年次有給休暇をまとめて消化するのが日本では一般的です。現職の残日数を把握し、引き継ぎと最終出社日、退職日、新しい会社の入社日をあわせて計画しましょう。未消化分の買い取りは法律上の義務ではなく、会社の判断によります。