意味
Benefitsは、給与明細の「支給額」には表れにくい報酬です。外資系企業のオファーでは、benefitsの概要をまとめた資料が別に渡されることが多く、主に次のような項目が並びます。
- 年金(企業型確定拠出年金への会社拠出など)
- 団体生命保険や、病気やけがで働けなくなった場合の所得補償保険
- 医療保険の上乗せ、健康診断の充実
- 休暇(年次有給休暇の上乗せ、病気休暇、育児・介護関連の休暇)
- 自社株購入制度、ウェルネス手当、在宅勤務手当
面接・オファーでこう使われる
- benefitsの資料を請求する。 オファーの段階で「benefits summaryをいただけますか」と頼むのは普通のことです。
- 退職給付の仕組みを確認する。 退職金制度があるのか、確定拠出年金に置き換わっているのか、会社の拠出はいくらか。
- 家族に関わる項目を確認する。 家族手当、扶養家族の医療保険、育児支援などは、家族構成によって価値が大きく変わります。
日本での扱い
日本では、健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険への加入と、年1回の健康診断は法律上の義務で、日系・外資系を問わず提供されます。違いが出るのはその上乗せ部分です。退職金は法律で義務づけられたものではなく、制度の有無も中身も会社次第です。
日系企業は、住宅手当、家族手当、社宅など、長く勤めて家族を支える人に手厚い制度を持っていることが多く、この点は外資系より有利なことがあります。外資系は手当を減らしてbaseに組み込み、代わりに保険や確定拠出年金を整える傾向があります。
例文
Our benefits include a defined-contribution pension with an employer contribution of 5% of base, group life cover and an annual wellness allowance of 100,000 yen.
福利厚生として、固定給の5%を会社が拠出する確定拠出年金、団体生命保険、年10万円のウェルネス手当があります。
注意点
現職の手当や社宅は、なくなって初めて重さに気づくことがあります。転職前に、現職のbenefitsを金額に置き換えて一覧にし、オファーと並べて比べましょう。