意味

文字どおりには「あなた自身について教えてください」ですが、面接で求められているのは個人的な話ではなく、職業上の自己紹介です。「Walk me through your background(経歴をざっと説明してください)」と言われることもあります。

面接官はこの答えで、話の組み立て方、英語での説明力、そして面接全体で何を掘り下げるかの手がかりを得ようとしています。

面接ではこう使われる

おすすめの構成は「現在、過去、未来」の三段階です。

  • 現在: 今の会社、役割、担当範囲を一文で。「現在は医療機器メーカーの日本法人で人事部長として、約400名の組織を担当しています」
  • 過去: そこに至るまでの経歴から、このポジションに関係する2〜3の経験を選んで。全職歴を順番に話す必要はありません。
  • 未来: なぜこのポジションに関心を持ったのか。経歴とのつながりで締めくくります。

全体で1分半から2分程度が目安です。長くなると、面接官は途中で集中力を失います。

日系企業との違い

日系企業の面接では、「自己紹介」と「職務経歴の説明」が分けて聞かれることが多く、職務経歴は時系列で丁寧に話すのが一般的です。外資系の「Tell me about yourself」は、その両方を短くまとめ、応募ポジションに合わせて編集したものだと考えてください。

謙遜して「大したことはしていませんが」と始めるのは避けましょう。一方で、肩書きを並べ立てるだけでも印象に残りません。担当範囲の規模や数字を一つ入れると、話が具体的になります。

例文

I'm currently HR Director for a medical device company in Japan, looking after about 400 people, and over the last three years I've led two integrations, which is what drew me to this role.

現在は医療機器メーカーの日本法人で人事部長として約400名を担当しています。この3年間で2件の統合を主導した経験があり、それが今回のポジションに関心を持った理由です。

注意点

暗記した原稿を読み上げるように話すと、不自然に聞こえます。要点だけを覚え、面接相手(人事か、hiring managerか、本社の役員か)によって強調する経験を変えられるようにしておきましょう。