意味

「Why are you looking to leave your current role?」「Why did you leave ABC?」など、面接では現職と過去の職歴それぞれについて理由を聞かれます。応募書類に「Reason for leaving」の欄がある会社もあります。

面接官は、理由そのものより、同じ理由で自社もすぐに辞めないか、話に一貫性があるか、前職への不満を引きずっていないかを見ています。

面接ではこう使われる

  • 「離れる理由」より「向かう理由」を中心に。 「現職では日本市場だけの担当で、地域全体の役割を経験したい」のように、次に何を求めているかで説明します。
  • 不満は事実として短く。 組織変更、上司の交代、事業の撤退など、外部の事情は簡潔に事実として述べ、批判は避けましょう。
  • 短期の在籍は先回りして説明。 在籍期間が短い職歴があれば、聞かれる前提で理由を準備しておきます。
  • 履歴書と矛盾させない。 リファレンスチェックで前職の上司に確認されることもあります。

日系企業との違い

日系企業の面接でも転職理由は重要な質問ですが、外資系では職歴ごとに一つずつ聞かれる傾向が強く、説明の数が多くなります。

また、日本の面接官(日系、外資系を問わず)は在籍期間を気にします。2年程度で転職を繰り返している経歴は、海外では機動力と受け取られることもありますが、日本では忍耐力や定着性への疑問につながりやすいのが現実です。一つひとつの転職に筋の通った理由があることを示してください。

例文

After the reorganization, my role became purely domestic, and I'm looking for a position where I can work across the region again.

組織再編の後、私の役割は国内のみの担当になりました。再び地域全体にかかわる仕事を探しています。

注意点

年収だけを転職理由として挙げるのは避けましょう。面接官は「もっと高い条件が出たらまた辞めるのでは」と考えます。また、年収が主な理由の場合、現職から引き留めの条件(counteroffer)を出されると気持ちが揺らぎやすくなります。お金以外の理由を自分の中でもはっきりさせておくことが大切です。