意味

外資系企業では、書面のオファーを出す前に、採用担当者やリクルーターが電話で条件を伝えることがよくあります。「base 1,500万円、target bonus 20%、入社は1月で考えています。いかがですか」という形です。

会社の側には、書面を作る前に候補者が受けるかどうかを確かめ、社内承認の手戻りを防ぐ狙いがあります。数字の調整も、この段階で行われることが多いです。

面接・オファーでこう使われる

  • まず感謝を伝え、即答はしない。 前向きな気持ちは伝えつつ、「書面で詳細を確認したい」と言うのは、まったく失礼ではありません。
  • 気になる点は、整理してまとめて伝える。 その場で一つずつ交渉すると、印象も条件も崩れやすくなります。言いにくいことは、間に入っているリクルーターに率直に伝えるのが確実です。
  • 「verbally accepted」の重みを知る。 口頭で承諾すると、会社は他の候補者の選考を止めることがあります。後から断ると、信頼を大きく損ないます。

日系企業との違い

日系企業では、条件は人事規程で決まっており、口頭で示された金額が交渉の出発点になることはあまりありません。外資系では、verbal offerは交渉の場でもあります。ただし、ここで強く押しすぎると「入社後も扱いにくい人」と見られることもあるので、根拠を示して冷静に伝えましょう。

法的には、口頭でも契約は成立しえます。しかし日本では会社に労働条件の書面での明示が義務づけられているため、口頭の段階では詳細が固まっていないと考えるのが現実的です。

例文

Thank you, I'm very pleased to hear that. Could you send the details in writing so I can review them with my family over the weekend?

ありがとうございます、大変うれしく思います。週末に家族と確認したいので、詳細を書面でお送りいただけますか。

注意点

verbal offerの段階で、現職に退職を伝えてはいけません。書面のオファーを受け取り、条件つきの項目(background checkなど)が完了してから動いてください。