意味

Offer letterは、口頭で合意した条件を正式な書面にしたものです。一般的に、職位(title)、報告先、勤務地、base salary、賞与や株式報酬、入社日、試用期間、承諾の期限などが書かれています。候補者が署名して返送することで、承諾が成立します。

面接・オファーでこう使われる

  • 口頭で聞いた条件と一致しているか確認する。 特にtitle、報告先、target bonus、sign-on bonusの返還条件、入社日は、書面になると微妙に変わっていることがあります。
  • 条件つきかどうかを見る。 「background checkの完了を条件とする」などの一文があれば、それが終わるまでは現職に退職を伝えないのが安全です。
  • 承諾期限を確認する。 家族や信頼できる人と相談する時間として、5〜10営業日程度は合理的な範囲です。期限が短すぎる場合は、延長を頼んでかまいません。

日本での扱い

日本の労働基準法では、会社は労働条件を書面で明示しなければなりません。これが「労働条件通知書」です。本人が希望すれば電子メールなどでの交付も認められており、2024年4月からは、就業場所や業務の変更の範囲も明示事項に加わりました。外資系の日本法人では、offer letterとは別に労働条件通知書や雇用契約書を交付する会社もあれば、offer letterにその内容を盛り込む会社もあります。

また、日本の判例では、内定の承諾によって、入社日を始期とする労働契約が成立すると考えられています。そのため、会社が内定を取り消せるのは、客観的に合理的な理由がある場合に限られます。

例文

Please find the offer letter attached. We'd appreciate your signed acceptance by Friday the 17th.

オファーレターを添付します。17日(金)までに、署名した承諾書をご返送いただけますと幸いです。

注意点

署名は、条件をすべて確認してからにしてください。承諾後の辞退も法的には可能と考えられていますが、相手は他の候補者への連絡を止めています。小さな業界では、その記憶は長く残ります。