意味

backfillは「空いた穴を埋める」という意味です。前任者が退職した、社内で異動した、産休・育休に入った、などの理由で空いた席を埋める採用を指します。期間限定の代替(育休中のカバーなど)の場合は「temporary backfill」「maternity cover」と呼ぶこともあります。

対になる言葉は「new headcount(新設の枠)」です。

面接・オファーでこう使われる

求人の説明で「This is a backfill」と言われたら、前任者がいたポジションです。候補者が確認すべきことは多くあります。

  • 前任者はなぜ離れたのか。 昇進や社内異動なら前向きな理由ですが、短期間で何人も入れ替わっているなら、上司や役割の設計に問題があるかもしれません。「How long was the previous person in the role?」は失礼な質問ではありません。
  • 前任者は今も社内にいるか。 社内に残っていれば引き継ぎが受けられ、相談相手にもなります。
  • 役割は前任者と同じか。 backfillの機会に、職務範囲を広げたり、レベルを変えたりする会社もあります。期待値が前任者基準なのか、新しい基準なのかを聞きましょう。

日系企業との違い

日系企業では、欠員が出ても社内の異動で埋めることが多く、外部から一人分を補充する採用はそれほど目立ちません。外資系では、ポジション単位で予算が管理されているため、空いた席は外部採用で埋めるのが普通です。

一方で、外資系ではbackfillの承認自体が保証されていません。退職者が出たタイミングで本社が人員削減を考えていると、枠ごと消えることもあります。

例文

This is a backfill. The previous manager moved to the regional team in Singapore after four years in the role.

このポジションは欠員補充です。前任のマネージャーは4年間務めた後、シンガポールの地域チームに異動しました。

注意点

前任者の評判が非常に良かった場合、比較されることを覚悟しておきましょう。最初の3か月で、前任者のやり方を引き継ぐ部分と、自分が変える部分を上司とすり合わせておくと、無用な比較を避けられます。