意味
外資系企業では、採用はhiring managerの仕事とされています。ポジションを開け、予算(headcount)を確保し、求人票の中身を決め、面接で評価し、最終的に「この人を採りたい」と判断するのはhiring managerです。人事やタレントアクイジション(採用担当)は、そのプロセスを運営し、条件の調整を担います。
候補者から見ると、hiring managerは「入社したら毎日一緒に働く上司」です。
面接ではこう使われる
- 「Who is the hiring manager?」は最初に確認する質問。 役職、国籍、勤務地、報告ラインを聞いておくと、面接の準備が大きく変わります。
- hiring managerの面接が実質的な本番。 人事の面接では経歴と条件の確認が中心ですが、hiring managerは仕事の中身を深く聞いてきます。
- 相手を評価する機会でもある。 期待する成果、チームの課題、前任者が辞めた理由などを聞き、この人の下で働きたいかを判断しましょう。
日系企業との違い
日系企業では、採用の主導権は人事部にあることが多く、配属先の上司は面接の後半まで登場しない、あるいは入社後に決まることも珍しくありません。外資系では、上司が誰になるかが入社前に決まっており、その人が採用を決めます。
裏を返せば、上司との相性が合わなければ、入社後に配置転換で解決するのは日系企業より難しいことが多いです。hiring managerとの面接には、自分が見極める側でもあるという意識で臨んでください。
例文
The hiring manager is based in Singapore, so your second interview will be on Teams at 10 a.m. Japan time.
採用責任者はシンガポール勤務のため、二次面接は日本時間午前10時からTeamsで行います。
注意点
hiring managerが入社前後で変わることがあります。組織変更や本人の異動で上司が替わると、約束されていた役割や評価の前提も揺らぎます。オファーの段階で、報告ラインと役割をオファーレターに明記してもらえるか確認しておくと安心です。