意味

外資系企業の選考は、人事のscreening call、hiring managerとの面接、関係部署やチームとの面接を経て、final roundに進むのが一般的です。final roundでは、日本法人の社長、地域本社の責任者、hiring managerの上司(skip-level)などが面接官になります。

複数の面接を1日にまとめて行う形(on-siteやsuper dayと呼ばれることもあります)や、課題の発表を伴う形もあります。

面接ではこう使われる

  • それまでの面接の内容を整理しておく。 各面接官に何を話したか、どんな懸念が出たかを振り返り、まだ伝えられていない強みを補いましょう。
  • 大きな視点で話す。 役員クラスは、細かな実務よりも、事業の方向性、日本市場の見方、組織をどう率いるかに関心があります。
  • 相手の話をよく聞く。 良いfinal roundでは、経営陣が日本での事業の展望や、自らが直面している課題を時間をかけて話してくれます。それ自体が、会社の本気度を測る材料になります。

日系企業との違い

日系企業の最終面接(役員面接)は、それまでの評価を確認する「顔合わせ」に近いこともあります。外資系のfinal roundは、そこで不採用になることも珍しくない、実質的な選考です。

日本の外資系企業では、地域本社の面接官は職務の能力を、日本の経営陣は「この人は事業を安定させるか、それとも揺るがすか」を見ていることがよくあります。前の段階で評価が高かったのに、最終で新しい懸念が出てくるのはこのためです。両方の視点に答えられる準備をしておきましょう。

例文

The final round will be with our Japan President and the APAC Vice President, about an hour in total.

最終面接は日本法人の社長とAPAC担当副社長が担当し、合計1時間ほどの予定です。

注意点

final roundの後は、内定の連絡を待つ前に、希望条件、入社可能日、他社の選考状況を整理しておきましょう。外資系では最終面接の数日後に口頭で内定が伝えられることもあり、そこから回答までの期間はそれほど長くないことがあります。