意味

headcountは文字どおり「頭数」です。二つの使われ方があります。

一つは単純な人員数です。「Japan headcount is around 120」と言えば、日本法人の社員がおよそ120人という意味です。

もう一つは、予算の中で承認された一人分のポジションです。「We got approval for two new headcount」と言えば、新しく2人採用してよい枠が下りた、ということです。外資系企業では、この枠の承認を地域本社や本国が持っていることが多く、日本の判断だけでは増やせません。

面接・オファーでこう使われる

候補者にとって大事なのは、応募しているポジションの枠が本当に承認されているかどうかです。

  • 「Is this an approved headcount?」と聞いてよい。 承認前に面接を始める会社もあり、その場合は途中で採用が止まることがあります。
  • 新設か補充かを確認する。 新しい枠(new headcount)なのか、退職者の補充(backfill)なのかで、期待される役割や立ち上げの難しさが変わります。
  • チームの今後の枠も聞く。 管理職のポジションなら、入社後に部下を採用する予定の枠があるかどうかで、仕事の進め方が大きく変わります。

日系企業との違い

日系企業では、採用計画は年度単位で人事部がまとめ、新卒・中途を含めて「何人採るか」が決まります。外資系では、一つひとつのポジションが予算項目として管理され、四半期ごとの業績次第で承認が出たり凍結されたりします。

そのため外資系の採用は、決まるときは速い一方、本社の判断で突然止まることもあります。どちらが良いということではなく、仕組みが違うと理解しておくのが現実的です。

例文

The headcount was approved last month, so we're hoping to have someone in seat by April.

先月採用枠が承認されたので、4月までには着任してもらいたいと考えています。

注意点

入社後、自分のチームの採用が「headcount freeze」で止まることもあります。部下の採用を前提に条件を受けるなら、その枠が既に承認済みかどうかを書面かメールで確認しておきましょう。