意味
span of controlは、あるマネージャーに直接報告する部下の数です。直属の部下が6人なら、span of controlは6です。その部下の下にさらにメンバーがいる場合、全体の人数は「organization size」や「total team size」と呼んで区別します。
組織設計の文脈では、spanが狭すぎると管理職が増えて意思決定が遅くなり、広すぎると一人ひとりへの指導が手薄になる、という議論で使われます。
面接ではこう使われる
「How big was your team?」と聞かれたとき、日本の候補者はしばしば部門全体の人数を答えます。外資系の面接官は、それを直属の部下の数と受け取ることがあり、後の照会で食い違いが出ると信頼を損ないます。
- 二つの数字を分けて答える。 「直属の部下は5人、その下を含めた組織全体は40人です」。
- 部下の種類を添える。 部下にマネージャーがいるか(manager of managers)、業務委託や派遣社員を含むか。
- 予算や評価の権限も伝える。 評価をつけ、採用を決めていたのか、業務の指示だけだったのか。
日系企業との違い
日系企業では、課長・部長という役職と、組織図上の担当範囲で管理職の大きさが語られることが多く、直属の部下が何人かはあまり意識されません。課長代理や係長が間に入ると、実際に評価をつけている相手が誰かも曖昧になりがちです。
外資系では組織が比較的フラットで、部長クラスでも直属の部下が8〜10人ということがあります。逆に、日系企業の部長から外資系に移ると、組織全体は小さくなっても直属の部下は増える、ということもよくあります。
例文
I had six direct reports, three of them managers, and a total organization of about 45 people.
直属の部下は6人で、そのうち3人がマネージャー、組織全体では約45人でした。
注意点
数字は少し控えめでも正確に。リファレンスチェックで元上司や元部下に確認されたとき、数字が合わないことが一番の減点になります。