意味

skip-levelは「一段飛ばし」という意味です。あなたの上司がマネージャーなら、そのマネージャーの上司(たとえば部門長)とあなたが直接話すのがskip-level meetingです。逆に、あなたがマネージャーの立場なら、部下の部下と話す場になります。

目的は、組織の上の人が現場の状況を直接知ることです。間に立つ上司の評価をする場ではありませんが、チームの雰囲気やマネジメントの課題が話題になることはあります。

社内でこう使われる

外資系企業では、四半期に一度や半年に一度など、定期的にskip-level meetingを設ける会社が多く見られます。

  • 話す内容を準備する。 自分の仕事の進捗だけでなく、チームが困っていること、改善の提案、自分のキャリアの希望などを整理しておきます。
  • 上司への不満は事実として伝える。 感情的な批判ではなく、「この承認に平均3週間かかっていて、顧客対応が遅れている」のように具体的に。
  • 自分を知ってもらう機会と考える。 昇進や異動の議論では、上司の上司があなたを直接知っているかどうかが効いてきます。

面接の場で「最終面接は採用責任者の上司と」と言われた場合も、実質的にはskip-levelの面談です。

日系企業との違い

日系企業では、上司を飛ばして上の人と話すことは、上司の顔をつぶす行為と受け取られがちです。外資系では、skip-levelは制度として認められた場なので、出席すること自体に遠慮は要りません。

ただし、日本の外資系企業で働く日本人マネージャーの中には、この感覚を共有していない人もいます。事前に上司へ「skip-levelがあるので、こんな話をするつもりです」と一声かけておくと、無用な誤解を防げます。

例文

I have a skip-level with Sarah next week, so I'd like to raise the approval delays we've been seeing.

来週サラさんとのスキップレベル面談があるので、最近の承認の遅れについて話したいと思っています。

注意点

skip-levelで話した内容は、上司に伝わる前提で話してください。「ここだけの話」は成り立たないことが多く、信頼を損なう原因になります。