意味

1on1は、上司と部下が30分程度、一対一で話すミーティングです。週1回か隔週が多く、カレンダーに定例として入っているのが普通です。

ポイントは「部下のための時間」だという点です。上司が指示を出す場ではなく、部下が困っていること、決めてほしいこと、今後のキャリアについて話す場として位置づけられています。議題は部下が用意する、という運用の会社も少なくありません。

社内でこう使われる

  • 進捗と障害の共有。 「今週何が進んで、何が止まっているか」を短く伝え、上司の判断や支援が必要な点を明確にします。
  • 評価の前倒し。 年1回の評価で突然低い点をつけられないよう、外資系では1on1の中で期待値とのずれを日常的に伝えるのが望ましいとされています。
  • キャリアの相談。 次に狙いたい役割や伸ばしたいスキルを話す場でもあります。言わなければ、上司は知らないままです。
  • 上司が海外にいる場合。 日本法人の社員がシンガポールや本国の上司と1on1をすることも多く、時差のある中での貴重な接点になります。

日系企業との違い

日系企業でも1on1を導入する会社は増えていますが、実態は「上司からの面談」や業務報告の延長になっていることがあります。報連相に慣れていると、1on1でも上司の質問を待ち、聞かれたことに答えるだけになりがちです。

外資系では、1on1を自分から使いこなせるかどうかが見られています。一方で、上司との距離が近い日系企業の飲み会や雑談で自然に伝わっていた情報が、外資系では1on1以外に伝わる場がない、ということでもあります。

例文

Let's use our one-on-one this week to talk about your goals for next year, not just the project updates.

今週の1on1では、プロジェクトの進捗だけでなく、来年のあなたの目標についても話しましょう。

注意点

忙しさを理由に1on1を何度もキャンセルするのは、部下・上司どちらの立場でも印象を下げます。話すことがない週でも、短く実施して「特に問題なし」と確認するだけで、信頼関係が保たれます。面接で「上司とはどのくらいの頻度で1on1をしていますか」と聞くのも、職場の文化を知る有効な質問です。