意味

people managerは、チームのメンバーを直接管理する立場の人です。具体的には、部下の目標設定と評価、日々の指導と1on1、採用の判断、昇進や昇給の推薦などを担います。英国系の会社では「line manager」とも呼ばれます。

部下の中にさらにマネージャーがいる場合は、「manager of managers」や「second-line manager」と表現します。

面接ではこう使われる

people managerの採用面接では、業務の実績と同じくらい、人のマネジメントについて具体的に聞かれます。

  • 「Tell me about a time you managed an underperformer.」 成果の出ない部下にどう対応したか。期待を伝え、支援し、記録し、それでも改善しない場合にどうしたかまで話せると説得力があります。
  • 「How have you developed people on your team?」 育てた部下が昇進した、他部署で活躍している、などの具体例が強い答えになります。
  • 「Have you hired people yourself?」 採用の最終判断をした経験があるか。外資系では、マネージャーが自分で面接し、採否を決めるのが普通です。

日系企業との違い

日系企業の管理職は、評価をつけていても、昇給・異動・採用の多くを人事部や上位の組織が決めていることが少なくありません。外資系のpeople managerは、こうした判断の多くを自分で行い、その結果にも責任を負います。

権限が大きい分、負担も大きいのが実情です。部下の評価に納得してもらう説明、厳しいフィードバック、場合によっては退職の話し合いまでマネージャーが担います。日本の労働法の下では解雇が厳しく制限されているため、「成果が出なければ辞めてもらう」という単純な発想は通用しない点も理解しておく必要があります。

例文

I've been a people manager for eight years, and four of my former direct reports are now managers themselves.

8年間部下を持つマネージャーを務めてきて、元部下のうち4人が今はマネージャーになっています。

注意点

日系企業での「管理職」経験が、外資系の意味でのpeople manager経験と一致するとは限りません。評価・採用・昇給のどこまでを自分で決めていたかを正直に整理して伝えましょう。