意味

country managerは、ある国での事業の顔であり、責任者です。日本では「Country Manager」「Country Head」「General Manager, Japan」「President, Japan」などの呼び方があり、日本法人の代表取締役を兼ねる場合も多くあります。

役割の中心は、売上と利益への責任、顧客・取引先・官公庁との関係、そして日本の社員の信頼をつなぎとめることです。地域本社や本国から見れば、日本市場を見るための窓口でもあります。

面接・オファーでこう使われる

country managerやその直下のポジションの面接では、次の点を確認することが欠かせません。

  • P&Lを持っているか。 日本の売上と利益に最終責任を負うのか、それとも営業だけを統括し、製品や価格の決定は地域本社にあるのか。
  • 機能部門は誰に報告しているか。 日本の人事・財務・マーケティングが、country managerではなく地域の機能責任者に直接報告している会社は少なくありません。その場合、country managerの実際の権限は限られます。
  • 法的な責任。 代表取締役を兼ねる場合、会社法上の責任も負います。報酬と責任の釣り合いを確認しましょう。

日系企業との違い

日系企業の海外子会社の社長と違い、外資系のcountry managerは、本国から派遣されるのではなく現地で採用されることが多い役職です。日本人がその国の事業のトップに就ける機会でもあります。

一方で、地域本社への報告が密で、予算や人員の承認を一つずつ取る必要があることも多く、「社長」という肩書きから想像するほど自由に決められないこともあります。逆に、権限が大きく実質的な経営者として動ける会社もあり、幅は非常に広いのが実情です。

例文

The Country Manager owns the Japan P&L, but HR and Finance report solid line into the APAC functional heads.

カントリーマネージャーは日本のP&Lに責任を持っていますが、人事と財務はAPACの各機能責任者に直接報告しています。

注意点

短期間でcountry managerが何度も替わっている会社は、本社と日本の関係に構造的な問題を抱えている可能性があります。過去5年の歴代の在任期間と、退任の理由を確認しておくと安心です。