意味
Exit interviewは、最終出社日の少し前に、人事担当者(直属の上司ではないことが多い)が行う面談です。オンラインのアンケート(exit survey)で代える会社もあります。よく聞かれるのは次のような質問です。
- 退職を決めた主な理由は何か
- 上司やチームとの関係はどうだったか
- 何が変われば残ろうと思ったか
- 次の職場に何を期待しているか
会社は回答を集計し、離職の傾向や問題のある部署を把握するために使います。
社内でこう使われる
外資系では、exit interviewは退職手続きの一部としてほぼ定型化しています。人事から「Could we schedule your exit interview next week?」と案内が来るのが普通の流れです。
- 事実と提案で話す。 不満をぶつける場ではありません。「何が理由で、何があれば違ったか」を落ち着いて伝えると、会社にとっても役に立つ情報になります。
- 個人の批判は慎重に。 内容は匿名で扱うとされていても、上司や関係者に伝わることがあると考えておくのが安全です。
- 引き留めの場になることもある。 人事が条件の見直しを持ち出すことがあります。その場で揺れないよう、自分の判断の理由を整理しておきましょう。
日本での扱い
日本の法律に、exit interviewに関する定めはありません。また、次の勤務先を会社に伝える法的な義務も、一般的にはありません。答えたくなければ「まだお伝えできる段階ではありません」と言えば十分です。
日本の業界、特にバイリンガル人材の世界は狭く、評判は長く残ります。かつての上司が、数年後に転職先の取引相手や面接官になることもあります。退職の仕方そのものが、次のキャリアの評判になると考えてください。
例文
The main reason I'm leaving is scope. I'm looking for a role with full P&L responsibility, which isn't available here in the near term.
退職の主な理由は職務の範囲です。損益全体に責任を持つ役割を求めていますが、ここでは当面その機会がありません。
注意点
退職時に、競業避止や秘密保持の誓約書への署名を求められることがあります。exit interviewの流れで差し出されても、その場で署名せず、内容を読んでから判断してください。雇用契約にない新しい義務が加えられていることがあります。