意味

もともとは「頭を上げろ、気をつけろ」という意味で、職場では「念のためお知らせです」「前もってお伝えしておきます」という意味で使われます。「Just a heads-up, the board meeting has moved to Thursday」は「念のため、取締役会は木曜日に変更になりました」です。

正式な報告やescalationほど重くなく、相手に判断を求めるものでもありません。「知っておいてほしい」という段階の情報共有です。

社内でこう使われる

  • 悪い知らせの予告。 「Heads-up: Q3 numbers will come in below forecast」のように、正式な報告の前に上司に知らせておくのは、外資系で強く評価される習慣です。
  • 上司を守るため。 上司が会議で本社から聞かれて初めて知る、という状況を避けるための一報でもあります。
  • お礼の言葉として。 「Thanks for the heads-up」は、事前に知らせてくれたことへの感謝です。

日系企業との違い

heads-upは、日本の報連相の考え方とよく合います。特に「上司を驚かせない」という点は、日系企業で働いてきた方が自然に身につけている感覚で、外資系でもそのまま強みになります。

違いは量と形です。日系企業では細かな報告をこまめに、丁寧な形式で行うことが多いのに対し、外資系のheads-upは短く、要点だけです。数行のチャットで十分なことも多く、長い報告書は求められていません。また、相手が多忙な役員であれば、何でも知らせるのではなく、相手が知っておくべきことに絞るのも大切です。

例文

Just a heads-up, the client may raise the delivery delay in tomorrow's meeting. I'll send you the background tonight.

念のためお伝えしておくと、明日の会議で顧客が納期の遅れに触れるかもしれません。今夜、経緯をお送りします。

注意点

heads-upは、知らせたことで責任が相手に移るわけではありません。問題が自分の手に負えないと分かったら、単なるheads-upではなく、正式にescalateして判断を求めましょう。