意味
KPIは、仕事の結果を測る数字です。営業なら売上、受注件数、平均単価、顧客維持率。人事なら採用までの日数、離職率、従業員エンゲージメントのスコア。経理なら月次決算の締め日数などがあります。
一つの業務に多くの指標がありますが、KPIと呼ぶのはその中でも特に重要なものです。数が多すぎると、何が大事か分からなくなります。
面接ではこう使われる
外資系の面接では、「どんな仕事をしていたか」よりも「何で測られ、どんな数字を出したか」が聞かれます。
- 「What KPIs were you measured on?」 自分の役割で追っていた主な指標を2〜4個、具体的に挙げます。
- 数字の前後を示す。 「離職率を18%から11%に下げた」のように、始点と終点をセットで。可能なら比較対象(業界平均、前年、他地域)も添えます。
- 自分の貢献を分けて語る。 市場全体が伸びた結果なのか、自分の施策の結果なのか。正直に区別できる人ほど信頼されます。
日系企業との違い
日系企業でも数字の目標は当然ありますが、評価の場面では、プロセスや協調性、勤続の中での積み重ねも重視されることが多く、自分の成果を数字だけで説明する機会はそれほど多くありません。
外資系では、KPIが評価や賞与に直結することが多く、上司との会話も数字から始まります。数字にこだわる文化は、成果が見えやすい反面、数字に表れにくい仕事が評価されにくいという弱点もあります。入社後は、自分の仕事のうち数字に表れない部分をどう伝えるかも考えておく必要があります。
例文
My main KPIs were time-to-fill and first-year retention, and over two years we cut time-to-fill from 95 to 60 days.
主なKPIは採用までの日数と入社1年目の定着率で、2年間で採用までの日数を95日から60日に短縮しました。
注意点
前職で数字を把握していなかった場合、面接のために作り話をするのは厳禁です。リファレンスチェックで確認されることがあります。正確な数字がなければ、「おおよそ」と断ったうえで、確かな範囲で話しましょう。