意味
OKRは、二つの要素で成り立っています。
- Objective(目標)。 「日本で中堅企業向けの事業を確立する」のような、方向性を示す言葉の目標です。
- Key Results(主要な成果)。 「中堅企業の新規顧客を40社獲得する」「解約率を5%以下に抑える」のように、目標に近づいたかを測る数字です。一つのObjectiveに3〜5個程度置くのが一般的です。
OKRは四半期ごとに見直すことが多く、会社全体、部門、チーム、個人の目標がつながるように設定されます。
社内でこう使われる
- 高めの目標が前提。 OKRを使う会社では、Key Resultsを7割程度達成できれば十分という考え方がよく見られます。全部100%達成していると、「目標が低すぎた」と言われることもあります。
- 評価と切り離す会社もある。 OKRの達成率をそのまま賞与や評価に結びつけない会社も多くあります。高い目標を置きにくくなるからです。入社後、OKRと評価の関係を必ず確認しましょう。
- 面接でも使われる。 「What were your OKRs last quarter, and how did you do?」と聞かれることがあります。数字と、未達の理由と、次に何を変えたかを話せるよう準備しておきます。
日系企業との違い
日系企業でも目標管理制度(MBO)は広く使われていますが、多くの場合は達成可能な目標を置き、その達成度で評価と賞与が決まります。この感覚のままOKRに臨むと、低い目標を置いて「挑戦していない」と見られたり、逆に高い目標の未達を過度に心配したりしがちです。
どちらの仕組みにも理由があります。MBOは評価の公平性と予測可能性を重視し、OKRは方向性の共有と挑戦を重視します。その会社がどちらに重きを置いているかを理解するのが先決です。
例文
We hit about 70% on our key results this quarter, which is roughly where we expect to land with stretch OKRs.
今四半期の主要な成果指標は約70%の達成でした。高めのOKRなので、ほぼ想定どおりの水準です。
注意点
OKRとKPIを混同しないでください。KPIは業務の健康状態を継続的に測る指標、OKRは一定期間に達成したい変化を表す目標です。面接で両者の違いを説明できると、理解の深さが伝わります。