意味

二つは似ているようで役割が違います。

  • Mentor: 相談に乗り、助言をくれる人です。社内外を問わず、直属の上司以外であることが多いです。「どうすればよいか」を教えてくれます。
  • Sponsor: 自分のいない会議で、自分の名前を出してくれる上位者です。昇進の評価会議や、重要なポストの人選の場で「この人に任せるべきだ」と言ってくれる人を指します。

よく言われる違いは、mentorは「あなたと話す人」、sponsorは「あなたについて話す人」です。

社内でこう使われる

外資系企業では、正式なメンター制度を持つ会社も多く、入社時や昇進時に部門外の先輩がメンターとしてつくことがあります。

一方、sponsorは制度で割り当てられるものではありません。仕事で信頼を得た結果として生まれる関係です。

  • 上司の上司(skip-level)や地域本社の幹部が候補。 直属の上司以外にも、自分の仕事を知っている上位者を増やすことが大切です。
  • 見える場で成果を出す。 地域の会議での発表や、横断プロジェクトがきっかけになります。

日系企業との違い

日系企業では、昔からの上司や先輩が引き上げてくれる関係があり、実質的にsponsorの役割を果たしていることも多いです。ただし、それは長い年月の中で自然に生まれ、名前のついた関係ではありません。

外資系では在籍期間が短い人も多く、上司も入れ替わるため、意識的に関係を作る必要があります。自分から売り込むことに抵抗を感じる方も多いですが、外資系では「成果を知ってもらう努力」も仕事の一部と考えられています。

例文

You need a sponsor at the regional level, someone who will speak up for you when promotions are discussed in Singapore.

地域本社レベルでのスポンサーが必要です。シンガポールで昇進が議論されるときに、あなたを推してくれる人です。

注意点

メンターとの相談内容を直属の上司を飛び越えて広めるような形になると、上司との関係を損ねることがあります。スポンサーとなる上位者と関係を作るときも、上司を通すべき話は上司に先に伝えておくのが無難です。