意味
外資系企業では、昇進は随時ではなく、決まった時期にまとめて判断されることが多いです。年1回、または半期ごとに、上司が候補者を推薦し、評価会議(calibration)で他部署の候補と比べたうえで決まります。
この一連の流れをpromotion cycleと呼びます。「次のcycleで推薦する」と言われたら、次の判断時期に候補として名前を出す、という意味です。
面接・オファーでこう使われる
- 次のcycleはいつか。 入社直後にcycleが来ても、在籍期間が短いと対象外になる会社が多いです。入社時期によっては、最初の昇進機会が1年半以上先になることもあります。
- 入社時のレベルが最重要。 入社後に1段階上げるには、cycleを待ち、推薦と承認を得る必要があります。オファー段階でjob levelを交渉するほうが、入社後に上げるより早いのが一般的です。
- 昇進の基準を聞く。 「次のレベルに上がるには何が求められますか」と面接で聞くのは自然な質問です。
日系企業との違い
日系企業では、昇格は年次や在籍年数と、昇格試験や面接の組み合わせで決まることが多く、時期も4月や10月に集中しがちです。「何年目でこの等級」という目安が見えやすい反面、早く上がることは難しい傾向があります。
外資系では年次の目安は弱く、実績と次のレベルの仕事ができるかで判断されます。早く上がれる可能性がある一方で、ポストや予算の空きがなければ、実績があっても見送られることがあります。
例文
You just missed this year's promotion cycle, but I'll put your name forward in the next round in March.
今年の昇進サイクルには間に合いませんでしたが、3月の次の回であなたを推薦します。
注意点
「入社後すぐに昇進できる」という口頭の約束は、上司が異動すれば消えることがあります。昇進を前提に条件を受け入れるのではなく、入社時のレベルと報酬そのものに納得できるかで判断してください。