意味

OTEは「目標どおりに達成したときの年収」です。営業職のオファーでは、たとえば「OTE 1,800万円(Base 1,200万円/Variable 600万円)」のように、固定給(base)と変動部分(variable)の合計で提示されます。この例では、固定と変動の比率は「67:33」と表現されます。

変動部分は、目標をどれだけ達成したかで増減します。達成率が低ければOTEを大きく下回り、上回れば超えることもあります。

面接・オファーでこう使われる

  • 「Your OTE would be...」と言われたら、内訳を必ず確認。 固定給はいくらか、変動部分の支払い条件(四半期ごとか年1回か、上限はあるか)を聞きましょう。
  • 達成率の実績を聞く。 「前年度、このポジションの担当者のうち何割が目標を達成しましたか」という質問は、外資系では失礼ではありません。OTEが現実的かどうかの一番の判断材料です。
  • 初年度の扱いを確認。 入社直後は顧客基盤がないため、最初の数か月はインセンティブを保証する(guaranteed draw)会社もあります。

日系企業との違い

日系企業の年収は、固定給と賞与(年2回)で構成され、賞与も実質的に毎年ほぼ同じ水準で支払われることが多いです。そのため「年収」は比較的確実な数字です。

OTEは違います。目標未達なら実際の年収は下がります。現職の年収(ほぼ確定)と、オファーのOTE(条件つき)を同じものとして比べないよう注意してください。比較するなら、固定給同士、または「現実的な達成率で計算した年収」同士で比べましょう。

例文

The role has an OTE of 18 million yen, split 70/30 between base and variable, with no cap on commission.

このポジションのOTEは1,800万円で、固定と変動の比率は70対30、コミッションに上限はありません。

注意点

社会保険料や退職金の計算は、多くの場合、固定給を基準にします。変動部分が大きいほど、これらへの影響も考える必要があります。