意味
Target bonusは「目標どおりなら、これだけ払う」という基準額です。オファーでは「Target bonus 25% of base」のように、baseに対する割合で示されるのが一般的です。base 1,600万円なら、目標どおりで400万円になります。
実際の支給額は、会社業績の係数と個人評価の係数を掛け合わせて決まることが多く、0%から200%程度の幅で増減する設計がよく見られます。支払いは年1回、会計年度が締まった後というのが一般的です。
面接・オファーでこう使われる
- 過去の支給実績を聞く。 「過去3年、会社係数は何%でしたか」と聞くのは外資系では普通の質問です。targetが大きくても、毎年60%しか出ていなければ意味が変わります。
- 初年度の扱いを確認する。 年度途中の入社だと、在籍月数で按分されるのか、対象外になるのかは会社によって違います。
- 支給日在籍要件を確認する。 「支給日に在籍していること」を条件にしている会社が多く、日本の裁判例でもこうした要件は原則として有効とされる傾向があります。支給日の前に退職すると、1年分の賞与がゼロになることがあります。
日系企業との違い
日系企業の賞与は夏と冬の年2回、合わせて基本給の数か月分というのが典型です。制度上は業績連動でも、実際には毎年ほぼ同じ水準で支払われることが多く、大きく削ると社員との約束を破ったように受け止められます。
外資系のtarget bonusは、本当に変動します。業績が悪い年は大きく減り、ゼロになることもあります。その代わり、好調な年には目標を上回る額が支払われます。日系の賞与も不況時には削られますし、外資系にも安定して支給している会社はあります。比べるべきは制度の名前ではなく、過去の実績です。
例文
Your target bonus is 25% of base, and over the last three years the company factor has paid out between 80% and 110%.
目標賞与は固定給の25%で、過去3年間の会社係数は80%から110%の間でした。
注意点
転職のタイミングで、現職の賞与を受け取れなくなることがよくあります。現職の支給日と支給条件を確認してから退職日を決め、受け取れない分は新しい会社との交渉材料(buyout)として整理しておきましょう。