意味

stretchは「伸ばす」という意味です。初めて予算を持つ、他国のチームを率いる、本社向けのプロジェクトをまとめる、といった、今の役割より広い範囲や高い難度の仕事を指します。

外資系企業では、人は研修よりも実際の仕事を通じて成長するという考え方が強く、育成計画(IDP)の中心にstretch assignmentを置く会社が多くあります。

社内でこう使われる

  • 昇進の「試験」になる。 次のレベルの仕事ができることを示す機会として使われます。成功すれば、昇進の際の強い根拠になります。
  • 自分から手を挙げる。 声をかけられるのを待つより、1on1で「次はこういう仕事に挑戦したい」と伝えるほうが機会は回ってきやすくなります。
  • 支援を確認する。 期限、使える予算や人、相談できる相手を最初に確認しておくことが、失敗を避けるこつです。

日系企業との違い

日系企業でも、異動やローテーションを通じて新しい仕事を任されることはよくあります。ただし、それは会社が決めるもので、本人が選ぶことは少ない傾向があります。

外資系では、本人の希望と上司の判断で、より短い期間に、より大きな仕事を任されることがあります。成長の速度は上がりますが、支援が十分でないまま放り込まれ、失敗の責任だけを負うこともあります。引き受ける前に条件を確認するのは、遠慮ではなく必要な準備です。

例文

This is a stretch assignment for you, but leading the Korea integration would put you in a strong position for the director role.

あなたにとっては背伸びが必要な仕事ですが、韓国の統合を率いれば、ディレクター職に向けて有利な立場になります。

注意点

面接で「新しい分野に挑戦した経験」を聞かれたら、stretch assignmentの経験を使えます。結果だけでなく、足りなかった能力をどう補ったかを具体的に話すと、成長の速さが伝わります。転職先のポジション自体がstretchである場合は、入社後の支援体制も確認しておきましょう。